menu close
MENU

学科について

3つの学科を設置し多様な問題を法的に研究

法学部では法律の基本を学ぶことにより、社会で起こる多様な問題について法的に考える力を育成していきます。基本的な法理論から社会を直視した法律の運用をバランスよく学ぶ法律学科、グローバル時代に即応した国際関係法学科、国内で唯一環境法に特化した地球環境法学科を設置しています。
法律学科
法律を学び、法と社会の関連を追究することで 法的思考に基づく問題解決能力を身に付ける
法律学は法律を学び、法と社会の関連を研究する学問です。公法、民事法、刑事法、国際法などからなる実定法と、法哲学や比較法などの基礎法学に分かれます。法律学科では、実定法科目を中心に、法的枠組みの基本構造、実社会と法制度の関わりに重点を置いています。法律学の基本的な考え方を養い、脳死判定や夫婦別姓などの法律問題を、対立する利益や主張を十分に理解しつつ解決する方法を学びます。法的思考に基づく問題解決能力を重視し、紛争の背後にある経済環境や社会意識にも配慮した上で法理論の意義や限界を学習します。
続きを読む
国際関係法学科
複雑・高度化する国際社会の法律・政治問題に スポットを当てる
国際社会における外交、国際紛争、難民、商取引、婚姻などに関する法律・政治問題を扱います。国際関係法について日本で初めて設立された学科で法学を基礎に国際関係を分析します。国際関係法とは国際法や政治学全般を指すもので、国際関係を理解する際に必要な学問の総称です。経済活動のグローバル化や技術の発達で国際化する現代社会。そこで、憲法・民法・刑法・国際法など基礎を十分に身に付け国際関係の具体的問題を扱う法律・政治分野を学びます。法学・政治学に基づく国際関係の分析方法、国際舞台での活躍に必須の語学力や教養を身に付けます。
続きを読む
地球環境法学科
地球規模の環境問題を解決する法システムを分析し構築する
地球規模の環境問題に対処するため、自然環境や生活環境などの保護に関する法律を研究。企業活動や生活様式をコントロールする国際的・国内的なルール、環境回復、被害救済のための法的な枠組みなど、国内外の環境問題を法的な視点から総合的に学習し、法と政策を研究します。地球温暖化、酸性雨、オゾン層破壊、海洋汚染、砂漠化の拡大、廃棄物の不法投棄、アスベスト問題など、人類にとって深刻な事態が生じています。損なわれた環境を回復させ、被害者の救済を図る法的枠組みが必要です。そうした社会の要請に応える知見の修得を目的としています。
続きを読む