「憲法」「民法」「行政法」など法学の基本科目を確実に修得した上で、世界の環境関連ルールに関する総合的な知識を身に付けるため、環境に関わる多様な法律を学びます。また、環境諸問題を多角的に分析するため、法律以外の視点も必要です。1年次は法律の基礎科目を中心に、2~3年次から本格的に環境法関連の科目を履修。「環境社会学」「環境倫理学」「企業環境マネジメント論」など幅広い分野を学べ、環境政策の立案、倫理、政治・経済、企業活動なども学習できます。自分の興味に合わせ、法律学科や国際関係法学科の授業の履修も可能で、4年次の「演習」では各自関心のある問題を追究します。
※科目の詳細については、Webサイトのシラバスをご覧ください。
地球環境法学科は創設以来、日本で最も充実した環境法プログラムを提供してきたと自負していますが、このたび、環境法スタッフを拡充して、さらに環境法科目を新設するとともに、2014年度から履修体系を大胆に再構成し、大幅にカリキュラムを再編しました。もちろん、従来通り、本学科生は法曹を目指すなど、法学部生としての通常の履修もできますが、環境法に特化した新設の「特修コース」を優秀な成績で修了した学生には、学科としてコースの修了認定を行うことになりました。特修コース修了認定を目指し、将来は環境法のスペシャリストとして世に羽ばたいていただくことを願っています。